システム基盤に対する非機能要件のうち、可用性は、継続性、耐障害性、災害対策、回復性に分類できる。
この分類において、継続性の要求項目に該当するものはどれか。
ア |
システムに対する冗長性の要求や、データに対するバックアップ方式とどの時点のデータまでを復旧させるかといった範囲に対する要求 |
イ |
システムの運用時間を基にしたシステムの稼働時間と、障害発生時の目標復旧時間から計算した稼働率に対する要求 |
ウ |
システムの復旧方針と、外部データを保管する場合の保管場所の分散度合や保管方法などに対する要求 |
エ |
バックアップデータからのシステムの復旧方針と、代替業務による運用の範囲といった復旧障害に対する要求 |
答え イ
【解説】
ア |
システムに対する冗長性の要求や、データに対するバックアップ方式とどの時点のデータまでを復旧させるかといった範囲に対する要求は、回復性です。 |
イ |
システムの運用時間を基にしたシステムの稼働時間と、障害発生時の目標復旧時間から計算した稼働率に対する要求は、継続性です。 |
ウ |
システムの復旧方針と、外部データを保管する場合の保管場所の分散度合や保管方法などに対する要求は、耐障害性です。 |
エ |
バックアップデータからのシステムの復旧方針と、代替業務による運用の範囲といった復旧障害に対する要求は、災害対策です。 |
【キーワード】
・非機能要件
【キーワードの解説】
- 非機能要件
機能性要件やユーザービリティ要件以外のアプリケーションに対する要件です。
管理性、運用性、保守性、可用性と信頼性、キャパシティとパフォーマンス、セキュリティ、継続性、財務などがあります。
もっと、「非機能要件」について調べてみよう。
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