テンペスト攻撃を説明したものはどれか。
ア |
故意に暗号演算を誤動作させ、正しい結果との差異を解析する。 |
イ |
処理時間の差異を計測して解析する。 |
ウ |
処理中に機器から放射される電磁波を観測し解析する。 |
エ |
チップ内の信号線などに探針を直接当て、処理中のデータを観測し解析する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
故意に暗号演算を誤動作させて正しい結果との差異を解析するのは、暗号の差分解読法です。 |
イ |
処理時間の差異を計測し解析するのは、タイミング攻撃です。 |
ウ |
処理中に機器から放射される電磁波を観測し解析するのは、テンペスト攻撃です。 |
エ |
チップ内の信号線などに探針を直接当て、処理中のデータを観測し解析するのは、プローブ解析です。 |
【キーワード】
・テンペスト攻撃
【キーワードの解説】
- テンペスト攻撃(TEMPEST attack)
コンピュータのモニタ、キーボードのケーブル、ネットワークケーブル、USBコネクタなどが発する電磁信号(漏洩電磁波)を傍受し、それを解読するテンペスト技術を利用し、パスワードなどの情報を盗み出すことです。
対策としてはケーブルをシールドで覆い電磁波の漏えいを防いだり、わざとケーブルに意味のない信号を流し盗聴者を混乱させるなどを行います。
もっと、「テンペスト攻撃」について調べてみよう。
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