“情報システム・モデル取引・契約書<第二版>”によれば、ウォーターフォールモデルによるシステム開発において、ユーザー(取得者)とベンダー(供給者)間で請負型の契約が適切であるとされるフェーズはどれか。
ア |
システム化計画フェーズから導入・受入支援フェーズまで |
イ |
要件定義フェーズから導入・受入支援フェーズまで |
ウ |
要件定義フェーズからシステム結合フェーズまで |
エ |
システム内部設計フェーズからシステム結合フェーズまで |
答え エ
【解説】
経済産業省の“情報システム・モデル取引・契約書”には、情報システムの委託を行う際のユーザーとベンダー間で推奨する契約は下図のようになっています。
【キーワード】
・情報システム・モデル取引・契約書
・請負契約
【キーワードの解説】
- 情報システム・モデル取引・契約書
情報システムの調達の基本方針として経済産業省が定めた方針で、情報システムの開発委託(受託)についてのモデルが書かれています。
内容としては、各開発フェーズの契約方法、損害賠償責任、著作権の帰属、フリーソフト・オープンソースソフトウェアの利用についての記述があります。
- 請負契約
業務の一部又は全部を外部に委託する方法の一つで、請負者は請け負った業務についての結果責任が発生する契約です。
業務の内容が明確になっている場合に、外部に委託するときに行われる方法です。
結果(成果)は求められますが、基本的に業務を行う場所、業務を行う時間、指揮命令などを請負元が決めることはできません。
もっと、「請負契約」について調べてみよう。
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