関係R(A, B, C, D, E)に対し、関数属性の集合W = {A→{B, C}, {A, D}→E, {A, C, D}→E, B→C, C→B}がある。
関数従属の集合X, Y, Zのうち、Wから冗長な関数従属をなくしたものはどれか。
X = {A→B, B→C, C→B, {A, D}→E}
Y = {A→C, B→C, C→B, {A, D}→E}
Z = {A→B, C→B, {A, C, D}→E}
答え イ
【解説】
集合W = {A→{B, C}, {A, D}→E, {A, C, D}→E, B→C, C→B}のうち、{A, C, D}→Eは{A, D}→Eに含まれるので冗長である。
また、A→{B, C}とB→C、C→B}から、A→{B, C}はA→BかA→Cとしても同じ結果になる。
これから集合W = {A→{B, C}, {A, D}→E, {A, C, D}→E, B→C, C→B}から冗長な関数従属をなくしたものは
X = {A→B, B→C, C→B, {A, D}→E}
か
Y = {A→C, B→C, C→B, {A, D}→E}
になる。
【キーワード】
・冗長
【キーワードの解説】
- 冗長
重複したり、不必要に長かったりして無駄が多いことで、一般的にはあまりいい意味では使われません。
しかし、ITシステムなどでは可用性や信頼性を高める方法として二重化などの冗長性をもたせた構成にすることがあります。
もっと、「冗長」について調べてみよう。
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