ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
多次元データベースを構築することによって、集計及び分析を行う方式である。 |
イ |
データ更新時に更新前のデータを保持することによって、同時実行制御を行う方式である。 |
ウ |
分散データベースシステムにおけるトランザクションを実現する方式である。 |
エ |
連続して発生するデータに対し、あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式である。 |
答え エ
【解説】
ア |
多次元データベースを構築することによって、集計及び分析を行う方式は、HOLAP(Hubrid Online Analytical Processing)です。(×) |
イ |
データ更新時に更新前のデータを保持することによって、同時実行制御を行う方式は、悲観的並行性制御です。(×) |
ウ |
分散データベースシステムにおけるトランザクションを実現する方式であるは、2相コミットです。(×) |
エ |
連続して発生するデータに対し、あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式は、CEPです。(〇) |
【キーワード】
・CEP
【キーワードの解説】
- CEP(Complex Event Processing、複合イベント処理)
刻々と発生する膨大なデータをリアルタイムで処理し、有用なデータのみを解析する技術の総称です。
リアルタイムにデータを処理できるため、不正アクセスなど即時に対応を求められるケースで活用されています。
もっと、「CEP」について調べてみよう。
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