標準化団体OASISが、Webサイトなどを運営するオンラインビジネスパートナ間で認証、属性及び許可の情報を安全に交換するために策定したものはどれか。
ア |
SAML |
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イ |
SOAP |
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ウ |
XKMS |
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エ |
XML Signature |
答え ア
【解説】
ア |
SAMLは、OASISが策定した、Webサイト間で認証、属性及び許可の情報を安全に交換するためのフレームワークです。(〇) |
イ |
SOAPは、コンピュータ上にあるデータやサービスを呼び出すためのXMLに基づいたプロトコルです。(×) |
ウ |
XKMS(XML Key Management Specification)は、主にインターネット上で公開されるWebサービスの安全性と信頼性を高めるために利用するXML文書を使ったPKI(公開鍵基盤)技術です。(×) |
エ |
XML Signatureは、XML文書に添付して文書作成者の身元を証明し、またその文書が改竄されていないことを保証するデータのことで、SAMLやSOAPなどでも利用されています。(×) |
【キーワード】
・SAML
【キーワードの解説】
- SAML(Security Assertion Markup Language)
SAMLは標準化団体OASISによって策定された、IDやパスワードなどの認証情報を安全に交換するためのXML仕様です。
SAMLを使うと複数のWebサイトへのログインを、1回で済ますことが可能になります。(シングルサインオン)
もっと、「SAML」について調べてみよう。
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