送信元IPアドレスがA、送信元ポート番号が80/tcp、宛先IPアドレスが未使用のIPアドレス空間内のIPアドレスであるSYN/ACKパケットを大量に観測した場合、推測できる攻撃はどれか。
答え ア
【解説】
TCPのSYN/ACKパケットはTCPのコネクション要求であるSYNパケットの応答である。
この、IPアドレスAからのSYN/ACKパケットが端末が存在しないIPアドレス空間内(ダークネット)のIPアドレスで観測されたということは、攻撃者が送信元IPアドレスを偽装してIPアドレスAのサーバ(ポート番号が80なのでWebサーバ)に対して大量のSYNパケットを送信していることがわかるので、推定される攻撃はIPアドレスAを攻撃先とするサービス妨害攻撃(ア)になる。