プリエンプティブな優先度ベーススケジューリングで動作する二つの周期タスクA、Bがある。
タスクBが周期内に処理を完了できるタスクA及びBの最大実行時間及び周期の組合せはどれか。
ここで、タスクAの方がタスクBより優先度が高く、かつ、タスクAとタスクBの共有資源はなく、タスクの切り替え時間考慮しないものとする。
また、時間及び周期の単位はミリ秒とする。
答え ア
【解説】
タスクBが周期内に処理を完了できるためには、タスクBの周期時間がタスクBの最大実行時間とこの間に動作するタスクAの最大実行時間より大きければいいので、条件を満たす時間の関係式は以下のようになる。
タスクBの周期 ≥ タスクBの最大実行時間 + タスクAの最大実行時間×(タスクBの周期÷タスクAの周期の小数点以下を切上げ)
これを満足する組合せは
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タスクの最大実行時間 |
タスクの周期 |
タスクA |
2 |
4 |
タスクB |
3 |
8 |
である。