DKIM(DomainKeys Identified Mail)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
| ア | 送信側のメールサーバで電子メールにデジタル署名を付与し、受信側のメールサーバでそのデジタル署名を検証して送信元ドメインの認証を行う。 |
| イ | 送信者が電子メールを送信するとき、送信側のメールサーバは、送信者が正規の利用者かどうかの認証を利用者IDと「パスワードによって行う。 |
| ウ | 送信元ドメイン認証に失敗した際の電子メールの処理方法を記載したポリシーをDNSサーバに登録し、電子メールの認証結果を監視する。 |
| エ | 電子メールの送信元ドメインでメール送信に使うメールサーバのIPアドレスをDNSサーバに登録しておき、受信側で送信元ドメインのDNSサーバに登録されているIPアドレスと電子メールの送信元メールサーバのIPアドレスと照合する。 |
答え ア
【解説】
| ア | 送信側のメールサーバで電子メールにデジタル署名を付与し、受信側のメールサーバでそのデジタル署名を検証して送信元ドメインの認証を行うのは、DKIM]です。(〇) |
| イ | 送信者が電子メールを送信するとき、送信側のメールサーバは、送信者が正規の利用者かどうかの認証を利用者IDと「パスワードによって行うのは、SMTP-AUTHです。(×) |
| ウ | 送信元ドメイン認証に失敗した際の電子メールの処理方法を記載したポリシーをDNSサーバに登録し、電子メールの認証結果を監視するのは、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)です。(×) |
| エ | 電子メールの送信元ドメインでメール送信に使うメールサーバのIPアドレスをDNSサーバに登録しておき、受信側で送信元ドメインのDNSサーバに登録されているIPアドレスと電子メールの送信元メールサーバのIPアドレスと照合するのはSPF(Sender Policy Framework)です。(×) |
【キーワード】
・DKIM
- DKIM(DomainKeys Identified Mail)
デジタル署名を利用した電子メールの送信者認証技術です。
DKIMでは、電子メールを送信するときに公開鍵暗号を使いデジタル署名を行い、受信者がデジタル署名を照合することで送信者の認証を行います。
もっと、「DKIM」について調べてみよう。
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