Y社は、受注管理システムを運用し、顧客に受注管理サービスを提供している。 日数が30日、月曜日の回数が4回である月において、サービス提供条件を達成するために許容されるサービス停止時間は最大何時間か。 ここで、サービス停止時間は、小数第1位を切り捨てるものとする。
[サービス提供条件]
- サービスは、計画停止時間を除いて、毎日0時から24時まで提供する。
- 計画停止は、毎週月曜日の0時から6時まで実施する。
- サービスの可用性は99%とする。
| ア | 0 | イ | 6 | ウ | 7 | エ | 13 |
答え イ
【解説】
1か月の日数が30日で、サービス提供時間が0時から24時までの24時間なので、1か月間のサービス提供時間は
24時間×30日 = 720時間
であり、毎週月曜日の0時から6時までの6時間はは計画停止で、1か月の間に4回あるので
6時間×4回 = 24時間
したがって、計画通りにサービスを提供する時間は
720時間 - 24時間 = 696時間
であり、可用性が99%以上なので、停止が許されるのは残り1%になるので
696時間×1% = 6.96時間
で、小数第1位を切り捨てると6時間(イ)になる。
【キーワード】
・可用性
- 可用性(Availability)
セキュリティの要件の一つで、可用性とはシステムが継続して使用できる能力のことです。
この問題では「稼働率」と読み替えることができます。
もっと、「可用性」について調べてみよう。
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