バックキャスティングの説明として、適切なものはどれか。
ア |
システム開発において、先にプロジェクト要員を確定し、リソースの範囲内で優先すべき機能から順次提供する開発手法 |
イ |
前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き、予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって、ありたい姿に使づける思考手法 |
ウ |
組織において、下位から上位への発議を受け付けて経営の意思決定に反映するマネジメント手法 |
エ |
投資戦略の有効性を検証する際に、過去のデータを用いてどの程度の利益が期待できるかをシミュレーションする手法 |
答え イ
【解説】
ア |
システム開発において、先にプロジェクト要員を確定し、リソースの範囲内で優先すべき機能から順次提供する開発手法は、アジャイル開発です。(×) |
イ |
前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き、予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって、ありたい姿に使づける思考手法は、バックキャスティングです。(〇) |
ウ |
組織において、下位から上位への発議を受け付けて経営の意思決定に反映するマネジメント手法は、ボトムアップ型組織です。(×) |
エ |
投資戦略の有効性を検証する際に、過去のデータを用いてどの程度の利益が期待できるかをシミュレーションする手法は、バックテストです。(×) |
【キーワード】
・バックキャスティング
【キーワードの解説】
- バックキャスティング(backcasting)
最初に目標とする未来像を描き、次にその未来像を実現するための道筋を未来から現在へさかのぼって記述するシナリオ作成手法(思考方法)で、現在から未来を探索するフォアキャスティングではシナリオ作成の難しい、劇的な変化が求められる課題に対して有効とされています。
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