2023年 秋期 応用情報技術者 午前 問63

SOAを説明したものはどれか。

 ア  企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、業務フロー、管理機構、情報システムを再構築する手法のこと
 イ  企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、基幹業務を部門ごとでなく統合的に管理するための業務システムのこと
 ウ  発注者とITアウトソーシングサービス提供者との間で、サービスの品質について合意した文書のこと
 エ  ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと


答え エ


解説

 ア  企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、業務フロー、管理機構、情報システムを再構築する手法は、BPR(Business Process Reengineering)です。(×)
 イ  企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、基幹業務を部門ごとでなく統合的に管理するための業務システムは、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージです。(×)
 ウ  発注者とITアウトソーシングサービス提供者との間で、サービスの品質について合意した文書は、SLA(Service Level Agreement)です。(×)
 エ  ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャは、SOAです。(〇)


キーワード
・SOA

キーワードの解説
  • SOA(Service-Oriented Architecture、サービス指向アーキテクチャ)
    業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能をサービスと見立て、そのサービスをネットワーク上で連携させてシステムの全体を構築していくという考え方です。

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