リーダーシップ論のうち、F.E.フィードラーが提唱するコンティンジェンシー理論の特徴はどれか。
ア |
優れたリーダーシップを発揮する、リーダー個人がもつ性格、知性、外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。 |
イ |
リーダーシップのスタイルについて、目標達成能力と集団維持能力の2つの次元に焦点を当てている。 |
ウ |
リーダーシップの有効性は、部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。 |
エ |
リーダーシップの有効性は、リーダーがもつパーソナリティと、リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。 |
答え エ
【解説】
ア |
優れたリーダーシップを発揮する、リーダー個人がもつ性格、知性、外観などの個人的資質の分析に焦点を当てているのは、特性理論です。(×) |
イ |
リーダーシップのスタイルについて、目標達成能力(Performance)と集団維持能力(Maintenance)の2つの次元に焦点を当てているのは、PM理論です。(×) |
ウ |
リーダーシップの有効性は、部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしているのは、SL(Situational Leadership)理論です。(×) |
エ |
リーダーシップの有効性は、リーダーがもつパーソナリティと、リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしているのは、コンティンジェンシー理論です。(〇) |
【キーワード】
・コンティンジェンシー理論
【キーワードの解説】
- コンティンジェンシー理論(contingency theory)
経営管理論における考え方の一つで、組織構造というものはどのような環境に置かれようと最適となるような形式が存在しないため、周囲の変化に応じて絶えず変化をさせつつ経営する必要があるという理論です。
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