2023年 秋期 システム監査技術者 午前 問2

“政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)”における“監査の対象となる期間”の記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  監査の対象となる期間が1年を超える場合に限り、ISMAPクラウドサービスリストにおいて監査対象期間を公表しなければならない。
 イ  監査の対象となる期間は最大1年である。
 ウ  監査の対象となる期間を1年とする場合、ISMAPクラウドサービスリストにおいて監査対象期間は公表されない。
 エ  監査の対象となる期間を1年より短くする場合には、1か月の最低運用期間を経る必要がある。


答え イ


解説
“政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)”には“監査の対象となる期間”として以下のように書かれています。

監査の対象期間は最大1年とし、次の登録申請を行う際の監査対象期間は、前回の監査対象期間の末日の翌日とすることで、期間の隙間なく監査が行わなければならない。 監査の対象期間を1年より短くする場合においては、3ヶ月の最低運用期間を経る必要がある。


キーワード
・ISMAP

キーワードの解説
  • ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)
    政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを予め評価・登録し、各政府機関は原則、安全性が評価され「登録簿」に掲載されたサービスから調達をおこなうことで、政府のクラウドサービス調達におけるセキュリティ水準の確保を図り、クラウドサービスの円滑な導入に資することを目的とした制度です。

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