UMLを用いて表したデータモデルを関係データベース上に実装する際の解釈のうち、適切なものはどれか。
ア |
“指定送付先”を指定する際、“付加情報”表のどの行でも選択できる。 |
イ |
“付加情報”表と“顧客”表の行数は一致していなければならない。 |
ウ |
“付加情報”表には“顧客”表に対する参照制約を指定する。 |
エ |
“付加情報”表には“注文”表に対する参照制約を指定する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
“指定送付先”を指定する際、“顧客”表にに応した“付加情報”表の行を選択します。(×) |
イ |
“顧客”表からみた“付加情報”表の多重度は“*”なので行数は一致しないことがあります。(×) |
ウ |
“付加情報”表からみた“顧客”表の多重度は“1”なので、“付加情報”表に対応する“顧客”表が必ず存在するため、参照制約を指定します。(〇) |
エ |
“付加情報”表からみた“注文”表の多重度は“*”なので、に対する参照制約を指定する必要はありません。(×) |
【キーワード】
・参照制約
【キーワードの解説】
- 参照制約
データベースで表のレコードの追加や削除、変更を行うときは、他の表との参照関係について確認する必要があります。
外部キーとして他の表のデータ項目を参照する場合、レコードの追加を行うときは、外部キーが存在することを確認する必要があります。
また、外部キーとして参照されている場合、削除や変更を行うときは、参照している表に不整合が発生しないようにする必要があります。
もっと、「参照制約」について調べてみよう。
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