a〜cそれぞれの障害に対して、DBMSはロールフォワード又はロールバックを行い回復を図る。 適切な回復手法の組合せはどれか。
| a | デッドロックによるトランザクション障害 |
| b | ハードウェアの誤動作によるシステム障害 |
| c | データベースの記録媒体が使用不可能となる媒体障害 |
| a | b | c | |
| ア | ロールバック | ロールフォワード又はロールバック | ロールバック |
| イ | ロールバック | ロールフォワード又はロールバック | ロールフォワード |
| ウ | ロールフォワード | ロールバック | ロールフォワード又はロールバック |
| エ | ロールフォワード又はロールバック | ロールフォワード | ロールバック |
答え イ
【解説】
| a | デッドロックによるトランザクション障害の場合は、トランザクションを行う前に戻して(ロールバック)から再度トランザクションの実行する。 |
| b | ハードウェアの誤動作によるシステム障害の場合、コミット前に完了していたトランザクションはロールフォワードし、コミットしていないトランザクションの処理はロールバックで戻す。 |
| c | データベースの記録媒体が使用不可能となる媒体障害の場合は、バックアップデータを戻してから場バックアップ取得した以降に実行したトランザクションによる操作をロールフォワードで適応する。 |
| a | b | c | |
| イ | ロールバック | ロールフォワード又はロールバック | ロールフォワード |
【キーワード】
・データベースの復旧
- データベースの復旧
データベースの復旧には、データベースを格納している記憶媒体(ハードディスク)などに障害が発生し復旧させる場合と、データベースを操作する処理に問題が発生し、処理で操作した内容を取り消す復旧の2つがある。
前者の復旧作業は、データベースのバックアップとバックアップから障害までのデータベース更新情報(ログ、更新後ジャーナル)を使って行い。
後者の復旧作業は、データベース更新情報(ログ、更新前ジャーナル)を使って行う。
もっと、「データベースの復旧」について調べてみよう。
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