データからパリティを生成し、データとパリティを4台以上のハードディスクに分散して書き込むことによって、2台までのハードディスクが故障してもデータを復旧できるRADレベルはどれか。
ア |
RAID0 |
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イ |
RAID1 |
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ウ |
RAID5 |
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エ |
RAID6 |
答え エ
【解説】
ア |
RAID0は、複数のディスクにデータを分散させて格納して高速化を実現(ストライピング)します。(×) |
イ |
RAID1は、複数のディスクに同じデータを格納して高信頼性を実現(ミラーリング)します。(×) |
ウ |
RAID5は、ブロック単位でのパリティを分散して記録して高信頼性を実現します。(×)
1台までのハードディスクが故障してもデータを復旧できます。 |
エ |
RAID6は、ブロック単位でのパリティを分散して複数箇所に記録して高信頼性を実現します。(×)
パリティを分散して複数箇所に記録することで、2台までのハードディスクが故障してもデータを復旧できます。「 |
【キーワード】
・パリティ
【キーワードの解説】
- パリティ(parity)
データのパリティビットを追加して、パリティビットの値を調整して、データ+パリティビットの1の数を奇数または偶数個にすることです。
パリティビットを付加することでデータが壊れていないか(誤り)を確認できるようになります。
1の個数を奇数個にするのを“奇数パリティ”、偶数個にするのを“偶数パリティ”といいます。
偶数・奇数に機能的な差はありません。
パリティの特徴は1ビットの誤りを検出できます。(検出のみで誤りの訂正はできません。また、2ビット以上の誤りの検出もできません。)
もっと、「パリティ」について調べてみよう。
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