表は、あるプロジェクトにおける作業@〜Cの担当者、所要日数の見積り、前作業を示している。
条件に従って、クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント(CCPM)によって日程計画を策定するとき、プロジェクトバッファを含めた全体の所要日数は何日か。
答え イ
【解説】
表に余裕日数とその合計を追加する、条件から各作業の余裕日数は式“HP - ABP”なので
作業 |
担当者 |
所要日数の見積り(日) |
余裕日数(日) |
前作業 |
HP 1) |
ABP 2) |
HP - ABP |
@ |
A |
8 |
6 |
2 |
なし |
A |
A |
3 |
2 |
1 |
@ |
B |
B |
5 |
3 |
2 |
なし |
C |
A |
4 |
3 |
1 |
A、B |
CCPMでは、それぞれのタスクが最短で完了する前提の期限(ABP)で計画して、プロジェクトの納期前(プロジェクトの最後)にプロジェクトバッファとしてバッファを設定するので、クリティカルチェーンは担当者Aの@→A→Cになり、その所要日数は各作業のABPの和なので
6日 + 2日 + 3日 = 11日
になり、これに担当者Aが実施する各作業の余裕日数の合計の半分を加えると
11日 + ((2日 + 1日 + 1日)÷2) =
13日
(イ)になる。