売上管理を行うアプリケーションソフトウェアの規模を、条件に従ってファンクションポイント法で見積もる。
調整要因も加味したファンクションポイント数は幾つか。
ここで、未調整ファンクションポイントの算出は、JIS X 0142:2010(ソフトウェア技術−機能規模測定−IFPUG機能規模測定手法(IFPUG 4.1版未調整ファンクションポイント)計測マニュアル)による。
答え ア
【解説】
表1の要素処理@〜Cについて未調整ファンクションポイント数を求める。
- 処理@
外部入力で、関連ファイル数 1、データ項目数 8なので、表2から複雑さは低になり、表4から未調整ファンクションポイント数は3になる。
- 処理A
外部参照で、関連ファイル数 3、データ項目数 21なので、表3から複雑さは高になり、表4から未調整ファンクションポイント数は6になる。
- 処理B
外部参照で、関連ファイル数 1、データ項目数 12なので、表3から複雑さは低になり、表4から未調整ファンクションポイント数は3になる。
- 処理C
外部出力で、関連ファイル数 2、データ項目数 10なので、表3から複雑さは中になり、表4から未調整ファンクションポイント数は5になる。
したがって、未調整ファンクションポイント数の合計は
3 + 6 + 3 + 5 = 17
になり、これにデータファンクションの未調整ファンクションポイント 33を加え、調整要因の0
.9を加味すると
(17 + 33)×0
.9 =
45
(ア)になる。