3次元グラフィックス処理におけるクリッピングの説明はどれか。
ア |
CG映像作成における最終段階として、物体のデータをディスプレイに描画できるように映像化する処理である。 |
イ |
画像表示領域にウィンドウを定義し、ウィンドウの外側を除去し、内側の見える部分だけを取り出す処理である。 |
ウ |
スクリーンの画素数が有限であるために図形の境界近くに生じる、階段状のギザギザを目立たなくする処理である。 |
エ |
立体感を生じさせるため、物体の表面に陰影を付ける処理である。 |
答え イ
【解説】
ア |
CG映像作成における最終段階として、物体のデータをディスプレイに描画できるように映像化する処理は、レンダリング(rendering)の説明です。(×) |
イ |
画像表示領域にウィンドウを定義し、ウィンドウの外側を除去し、内側の見える部分だけを取り出す処理は、クリッピングです。(〇) |
ウ |
スクリーンの画素数が有限であるために図形の境界近くに生じる、階段状のギザギザを目立たなくする処理は、アンチエイリアシング(anti-aliasing)の説明です。(×) |
エ |
立体感を生じさせるため、物体の表面に陰影を付ける処理は、シェーディング(shading)の説明です。(×) |
【キーワード】
・クリッピング
【キーワードの解説】
- クリッピング(clipping)
コンピュータグラフィックスにおいて図形を表示する際、処理を早くしたり、データ量を削減するために表示領域外の部分を消去する処理のことです。
表示領域外についての処理と、陰になっている部分の処理があります。
もっと、「クリッピング」について調べてみよう。
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