データベースシステムの操作の説明のうち、べき等(idempotent)な操作の説明はどれか。
ア |
同一の操作を複数回実行した結果と、一回しか実行しなかった結果が同一になる操作 |
イ |
トランザクション内の全ての処理が成功したか、何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作 |
ウ |
一つのノードのレコードの挿入処理を、他のノードでも実行する操作 |
エ |
複数のトランザクションを同時に実行した結果と、順番に実行した結果が同一になる操作 |
答え ア
【解説】
ア |
同一の操作を複数回実行した結果と、一回しか実行しなかった結果が同一になる操作は、べき等です。(〇) |
イ |
トランザクション内の全ての処理が成功したか、何も実行されなかったかのいずれかの結果にしかならない操作は、トランザクションのACID特性の原子性です。(×) |
ウ |
一つのノードのレコードの挿入処理を、他のノードでも実行する操作は、レプリケーションです。(×) |
エ |
複数のトランザクションを同時に実行した結果と、順番に実行した結果が同一になる操作、トランザクションのACID特性の独立性です。(×) |
【キーワード】
・べき等性
【キーワードの解説】
- べき等性(idempotent)
同じ操作を何度繰り返しても、同じ結果が得られるという性質で、1回操作した場合の結果と、2回以上操作した場合の結果が同じになる。
もっと、「べき等性」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|