A社は、自社がオンプレミスで運用いている業務システムを、クラウドサービスへ段階的に移行する。
段階的移行では、初めにネットワークサーバをIaaSに移行し、次にすべてのミドルウェアをPaaSに移行する。
A社が行っているシステム運用作業のうち、この以降によって不要となる作業の組合せはどれか。
答え ウ
【解説】
IaaS、PaaS、SaaSなどのクラウドサービスは以下のとおりであり
- IaaS(Infrastructure as a Service)
情報システムの稼動に必要な機材や回線などのインフラを、インターネット上のサービスとして遠隔から利用できるようにしたもの
- PaaS(Platform as a Service)
アプリケーションソフトが稼動するためのハードウェアやOSなどのプラットフォームを、インターネット上のサービスとして遠隔から利用できるようにしたもの
- SaaS
ソフトウェアの機能のうち、ユーザーが必要とするものだけをサービスとして配布し利用できるようにしたもの
A社が行っているシステム運用作業のうち
@ 業務システムのバッチジョブの監視は、クラウド化してもなくならない
A 物理サーバの起動、停止のオペレーションは、IaaS移行で不要になる
B ハードウェアの異常を警告する保守ランプの目視監視は、IaaS移行で不要になる
C ミドルウェアへのバッチ適用は、PaaS移行で不要になる
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IaaSへの以降によって不要となるシステム運用作業 |
PaaSへの以降によって不要となるシステム運用作業 |
ウ |
A、B |
C |