2024年 春期 ネットワークスペシャリスト 午前 問3

1時間当たりの平均通話回数が60で、平均保留時間は120秒である。 呼損率を0.にしたいとき、必要な回線数は最低幾らか。 ここで、表中の数値は加わる呼量(アーラン)を表す。

 ア  3  イ  4  ウ  5  エ  6


答え イ


解説
1時間当たりの平均通話回数が60で、平均保留時間は120秒の呼量(アーラン)を求める。
アーランを求める計算式は
 呼数×平均保留時間÷測定時間

 60回/時×120秒÷3600秒/時 = 2アーラン
になり、即時式完全群負荷表でこれを満たす回線数は4(イ)になる。


キーワード
・アーラン
・呼損率

キーワードの解説
  • アーラン(erlang、呼量)
    電話回線の設計などに用いられるトラフィック量(呼量)の単位で、1時間で通信設備がどれくらい利用されているかを示します。
  • 呼損率br /> 呼が発生したとき、電話回線の空きがなく電話が接続されなかった割合(率)です。

もっと、「アーラン」について調べてみよう。

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