IPv4のIPマルチキャストアドレスに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
127.0.0.1はIPマルチキャストアドレスである。 |
イ |
192.168.1.0/24のネットワークのIPマルチキャストアドレスは192.168.1.255である。 |
ウ |
IPマルチキャストアドレスの先頭の4ビットは1111である。 |
エ |
IPマルチキャストアドレスの先頭の4ビットを除いた残りの28ニットは、受信するホストのグループを識別するために利用される。 |
答え エ
【解説】
ア |
127.0.0.1は自分自身を指すローカルループバックアドレス(local loopback address)です。(×) |
イ |
192.168.1.0/24のネットワークには、プライベートネットワークでこの中にIPマルチキャストアドレスありません。(×) |
ウ |
IPマルチキャストアドレスの先頭の4ビットは1110(クラスD)です。(×) |
エ |
IPマルチキャストアドレスの先頭の4ニットを除いた残りの28ビットは、受信するホストのグループを識別するために利用されます。(〇) |
【キーワード】
・IPマルチキャスト
【キーワードの解説】
- IPマルチキャスト(IP multicast)
TCP/IPネットワークで複数の相手を指定して同じデータを送信する技術のことです。
IPマルチキャストを行うには中継機器(ルータ、router)がIPマルチキャストに対応している必要があります。
通常のTCP/IPは1対1の送信(ユニキャスト、unicast)または、相手を指定しない複数への送信(ブロードキャスト、broadcast)です。
もっと、「マルチキャスト」について調べてみよう。
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