2024年 春期 ネットワークスペシャリスト 午前 問22

PCI Express 3.0、PCI Express 4.0及びPCI Express 5.0を比較した記述のうち、適切なものはどれか。

　ア 　1レーンの片方向最大転送レートはPCI Express 4.0はPCI Express 3.0の2倍、PCI Express 5.0はPCI Express 4.0の2倍である。
　イ 　PCI Express 3.0はそれ以前のPCI Express 1.1及びPCI Express 2.0と後方互換性があるが、PCI Express 4.0はそれ以前のものと後方互換性がない。
　ウ 　いずれも、規格上の最大レーン数は32レーンである。
　エ 　いずれも、シリアル転送において8b/10/b変換を採用している。

答え　ア

【解説】

　ア 　1レーンの片方向最大転送レートはPCI Express 4.0はPCI Express 3.0の2倍、PCI Express 5.0はPCI Express 4.0の2倍です。(〇)
　イ 　PCI Expressは全ての世代で下位互換性があります。(×)
　ウ 　規格上の最大レーン数は16レーン(x16)です。(×)
　エ 　シリアル転送において、PCI Express 3.0、PCI Express 4.0、PCI Express 5.0は128b/130b変換(エンコード)を採用しています。(×) (128b/130bは128ビットのデータを130ビットにエンコードして転送します。)

【キーワード】
・PCI Express

【キーワードの解説】
  • PCI Express(Peripheral Component Interconnect-Express)
    拡張バスや拡張スロットの接続規格で、グラフィックボードやLANカードのような高速なデータ転送を必要とする周辺機器をパソコンに接続するための規格で、マザーボード上のスロットに直接挿して使用する。

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