現行システムの使用を開始してから10年が経過し、その間に業務内容も変化してきた。
そこで、全面的に現行システムを開発し直すことになった。
開発者が、システム要求の分析と、それに基づく要件定義を行う場合、開発者のシステム利用部門とのかかわり方として、適切なものはどれか。
ア |
客観的に対象業務を分析するために、システム利用部門とかかわることは避ける。 |
イ |
システム要件は、システム利用部門と共同でレビューを行う。 |
ウ |
システム利用部門の意見は参考であり、システム要件は開発者が決定する。 |
エ |
システム利用部門の作成した現行システムの操作マニュアルを基に、要求される機能を決定する。 |
答え イ
【解説】
ア |
要件定義は業務の内容に詳しいシステム利用部門の意見を積極的に取り入れる必要がある。 |
イ |
作成した要件定義はシステム開発部門と利用部門が共同でレビューする。
共同でレビューすることで開発したシステムに対するクレームを減らすことができます。 |
ウ |
要件定義はシステム開発部門と利用部門が共同で決定する。 |
エ |
長く使われている業務システムはマニュアルが陳腐化していることが多いので参考程度にする。 |
【キーワード】
・要件定義
【キーワードの解説】
- 要件定義
システムやソフトウェアを開発するときに、開発依頼元が求める機能や性能を明確にし、開発依頼元と開発者間で合意することが目的です。
要件定義を作成するためには、システムの概要などが書かれた文書がインプットになる。
また、要件定義では現状の業務の調査をしっかりと行うことが必要である。
もっと、「要件定義」について調べてみよう。
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