システムのアクセスに使用している通信ケーブルを誤って切断した。
このとき、情報セキュリティのマネジメント要素のうち、どれが低下したことになるか。
答え ア
【解説】
ア |
可用性とは、情報が必要なときにアクセスできるようにすることなので、通信ケーブルの切断でシステムが使用できなくなることは、可用性が低下したことになります。 |
イ |
完全性は、情報の正確さを保証することです。 |
ウ |
機密性は、許可された人、プロセスのみが情報にアクセスできるようにすることです。 |
エ |
情報セキュリティのマネジメント要素に、保全性はありません。 |
【キーワード】
・情報セキュリティマネジメントシステム
【キーワードの解説】
- 情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System、ISMS)
個別の問題毎の技術対策の他に、セキュリティについてのマネジメントとして、自らのリスクアセスメントにより必要なセキュリティレベルを決め、プランをたて、資源を配分して、システムとして運用することです。
組織が保護すべき情報資産について、機密性、完全性、可用性をバランス良く維持し改善することが情報セキュリティマネジメントシステムの基本コンセプトになります。
もっと、「情報セキュリティマネジメントシステム」について調べてみよう。
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