クライアントサーバシステムの特徴として、適切なものはどれか。
ア |
クライアントとサーバが協調して、目的の処理を遂行する分散処理形態であり、サービスという概念で機能を分割し、サーバがサービスを提供する。 |
イ |
クライアントとサーバが協調しながら共通のデータ資源にアクセスするために、システム構成として密結合システムを採用している。 |
ウ |
クライアントは、多くのサーバからの要求に対して、互いに協調しながら同時にサービスを提供し、サーバからのクライアント資源へのアクセスを制御する。 |
エ |
サービスを提供するクライアント内に設置するデータベースも、規模に対応して柔軟に拡大することができる。 |
答え ア
【解説】
ア |
クライアントサーバシステムの説明です。 |
イ |
クライアントとサーバの関係は疎結合システムになります。 |
ウ |
クライアントとサーバの記述が入れ替わっています。 |
エ |
サービスを提供するのはサーバです。 |
【キーワード】
・クライアントサーバシステム
【キーワードの解説】
- クライアントサーバシステム
サービスを提供する側(サーバ)とサービスを要求する側(クライアント)を分けたシステムのこと。
クライアントがサーバに要求を行い、サーバは要求された内容を処理して結果をクライアントに返す。という形で処理を進めるシステムである。
皆さんがいま使っているインターネットのWebシステムもクライアントサーバシステムである。
それ以外にも、ネットワークファイルシステム、メールシステムなど、私たちの身の回りの多くはクライアントサーバシステムで実現されている。
クライアントとサーバは必ずしも別のコンピュータである必要はなく、1台のコンピュータ上でクライアントサーバシステムを実現しているものもある。
もっと、「クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
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