平成21年 秋期 基本情報技術者 午前 問74

電子商取引に使用される、企業間でデータ交換を行う仕組みはどれか。

 ア  CA  イ  EDI  ウ  SSL  エ  XBRL


答え イ


解説

 ア  CA(Certificate Authority)は、電子証明書の発行と管理を行う認証局です。
 イ  EDIは、企業間でデータ交換を行う仕組みです。
 ウ  SSL(Secure Sockets Layer)は、相手認証と暗号化通信を行う仕組みです。
 エ  XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、XMLをベースにした財務諸表などのビジネスレポートを電子化するための(マークアップ)言語です。


キーワード
・EDI

キーワードの解説
  • EDI(Electronic Data Interchange)
    電子化されたビジネス情報(注文書、請求書など)を通信回線を利用して、企業間でやり取りすることです。
    経産省の定めた定義では「異なる組織間で、取引のためのメッセージを、通信回線を介して標準的な規約を用いて、コンピュータ間で交換すること」となっています。
    EDIの規格は4つのレベルからなっています。
    • レベル4:取引基本規約
      取引の法的な有効性を確立するための取り決め(契約書)。
    • レベル3:業務運用規約
      業務やシステムの運用に関する取り決め。
    • レベル2:情報表現規約
      やり取りするメッセージをお互いのコンピュータシステムで理解できるようにするための取り決め。
    • レベル1:情報伝達規約
      ネットワーク回線の種類や、伝送手順などの取り決め。

もっと、「EDI」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ