部品在庫管理台帳における、部品、仕入先、在庫の三つのエンティティの関係をデータモデルとして記述した。
エンティティa〜cの組合せとして、適切なものはどれか。
ここで、1 *は1対多の関連を表す。
部品在庫管理台帳
部品コード |
部品名 |
仕入先コード |
仕入先名 |
仕入日付 |
仕入価格 |
在庫数 |
001 |
R部品 |
Z010 |
A商会 |
9月 1日 |
1,500 |
1,000 |
001 |
R部品 |
Z010 |
A商会 |
10月15日 |
1,400 |
1,500 |
003 |
S部品 |
Z010 |
A商会 |
9月20日 |
900 |
500 |
003 |
T部品 |
Z015 |
B商会 |
10月 8日 |
1,600 |
1,450 |
003 |
T部品 |
Z020 |
C商会 |
9月15日 |
1,200 |
800 |
|
|
a |
b |
c |
ア |
在庫 |
仕入先 |
部品 |
イ |
在庫 |
部品 |
仕入先 |
ウ |
仕入先 |
部品 |
在庫 |
エ |
部品 |
在庫 |
仕入先 |
答え エ
【解説】
部品管理台帳から部品のエンティティは部品コードと部品名、仕入先のエンティティは仕入先コードと仕入先名、在庫エンティティは仕入日付と仕入価格と在庫数の項目があることが分かる。
部品から見て在庫は、同じ部品が仕入日ごとに複数個の存在するので、部品と在庫の関係は1対多である。
また、仕入先から見て在庫は、同じ仕入先から複数の在庫があるので、仕入先と在庫の関係も1対多である。
したがって、これを図(E-R図)にすると
(エ)になる。
【キーワード】
・E-R図
【キーワードの解説】
- E-R図(Entity-Relationship Diagram、実体関連図)
実体(Entity)と、実体間の関連(Relationship)を図に示したもので、システム設計の最初(要求分析)に使用して、システムに必要な情報を洗い出し、データベース設計の基になります。
もっと、「E-R図」について調べてみよう。
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