平成21年 秋期 システムアーキテクト 午前II 問4

SQLインジェクション対策として実施するものはどれか。

 ア  入力データを送るときには、GETメソッドではなく、POSTメソッドを使う。
 イ  入力データを送る前に、利用者認証を行う。
 ウ  入力文字列をエスケープ処理して特殊文字を無効にする。
 エ  プロトコルにHTTPSを使用してデータを暗号化する。


答え ウ


解説

 ア  SQLインジェクション対策には関係ありません。
GETメソッドではURLと一緒に入力データが送信されるが、POSTメソッドでは別に送られるため若干セキュリティが高いです。
 イ  SQLインジェクション対策には関係ありません。
なりすまし防止のための方法です。
 ウ  SQLインジェクション対策ではエスケープ処理を行いSQLで使用する特殊文字を無効にします。
 エ  SQLインジェクション対策には関係ありません。
SSLはサーバ(利用者)の認証と通信データの暗号化です。


キーワード
・SQLインジェクション

キーワードの解説
  • SQLインジェクション
    Webサイトでユーザーが入力した値をデータベースに問合せを行うような処理があるとき、悪意のあるユーザーが指定する入力値(入力データ)にSQL文を指定することで、データベースへの不正なアクセスを行う攻撃のことです。

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