ネットワークのQoSで使用されるトラフィック制御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア |
通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソースを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、アドミッション制御という。 |
イ |
入力されたトラフィックが規定された最大速度を超過しないか監視し、超過分のパケットを破棄するか優先度を下げる制御を、シェーピングという。 |
ウ |
パケットの送出間隔を調整することによって、規定された最大速度を超過しないようにトラフィックを平準化する制御を、ポリシングという。 |
エ |
フレームの種類やあて先に応じて優先度を変えて中継することを、ベストエフォートという。 |
答え ア
【解説】
ア |
アドミッション制御(admission control)の説明です。 |
イ |
ポリシング(policing)の説明です。 |
ウ |
シェーピング(shaping)の説明です。 |
エ |
ベストエフォート(best effort, 最善努力)は、ネットワークの状態に応じて最善のサービスを提供するというものです。 |
【キーワード】
・QoS
【キーワードの解説】
- QoS(Quality of Service、サービス品質)
ネットワークの通信において、伝送されるデータの内容によって扱いに差をつけ、利用者が不快にならないようなサービス品質を確保する技術のことです。
QoSの方法としては優先制御と帯域制御で行われます。
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