プログラムテストに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
ソフトウェアの品質は、設計段階で向上させるよりもテスト段階で保証した方がよい。 |
イ |
テスト完了後のプログラムを修正した場合、修正部分を確認するテストデータを確認済みのテストデータに追加して再テストを行う方がよい。 |
ウ |
テストの目的はプログラムが正常に稼働することの確認なので、プログラムにエラーを起こさせるテストデータは含めない方がよい。 |
エ |
プログラムの作成者が、テストケースを設計してテストをする方がよい。 |
答え イ
【解説】
ア |
ソフトウェアの品質は上流工程である設計段階で保証した方が工数が少なくて済みます。 |
イ |
プログラムの修正を行った時は、すでに動作確認を行ったテストケース(データ)に、修正箇所を確認するテストケースを追加して行います。 |
ウ |
エラー処理が正しく行われるかを確認するためのテストを行う必要があります。 |
エ |
プログラム作成者は自身が開発したプログラムの動作を誤解(勘違い)していることがあるので、作成者以外の人がテストケースを設計した方が望ましいです。
できれば、テストの実施はさらに別の人(プログラム作成者でもテストケース設計者でもない人)が行うのが望ましい。 |
【キーワード】
・プログラムテスト
【キーワードの解説】
- プログラムテスト(program test)
作成したプログラムが設計した仕様通りに動作することを確認することです。(ソフトウェアテスト)
ここでの仕様には、機能面、性能面があります。
プログラムテストには、モジュール単体で行う単体テスト、関連するモジュールを組み合わせて行う結合テスト、プログラム全体で行うシステムテスト、本番の運用環境と同じ状態で行う運用テストがあります。
プログラムテストを行った場合、テスト報告書を作成し承認を受けます。
もっと、「プログラムテスト」について調べてみよう。
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