PC間で電子メールを送受信する場合に、それぞれのPCとメールサーバとのやり取りで利用される通信プロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
PCから送信するときはPOPが利用され、受信するときはSMTPが利用される。 |
イ |
PCから送信するときはSMTPが利用され、受信するときはPOPが利用される。 |
ウ |
PCから送信するときも、受信するときも、ともにPOPが利用される。 |
エ |
PCから送信するときも、受信するときも、ともにSMTPが利用される。 |
答え イ
【解説】
- SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
ネットワーク上のマシンに対しメールデータを送信するための手順。
利用者端末からメールサーバ、メールサーバ間の転送で使用される。
SMTPは利用者認証機能がないのでセキュリティ上の問題がある。
- POP3(Post Office Protocol version 3)
利用者端末がメールサーバからメールデータを取り出すための手順。
メールデータはメールサーバから利用者端末にダウンロードし、利用者端末側で管理する利用形態が前提になっている。
【キーワード】
・通信プロトコル
【キーワードの解説】
- 通信プロトコル(protocol)
通信の規約のことで、通信するときのデータの内容や順番などを定め、プロトコルに沿った端末間であれば、特別な条件なく通信を行うことが可能になります。
インターネットで使用される通信プロトコルには、IP、TCP、SMTP、POP3、IMAP4、FTP、HTTP、DHCP、ARPなどがあります。
もっと、「通信プロトコル」について調べてみよう。
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