データベースサーバを利用したクライアントサーバシステムにおいて、大量のSQL文が発生することによってクライアントとサーバ間の通信負荷が問題となった。
このときの解決策として、適切なものはどれか。
ア |
インデックスの見直し |
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イ |
ストアドプロシージャ機能の利用 |
ウ |
データベースの再編成 |
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エ |
動的SQLの利用 |
答え イ
【解説】
ア |
インデックスの見直しを行ってもデータベースへのアクセス方法は同じなので、クライアントとサーバ間の通信データ量は変わらない。 |
イ |
サーバに共通的な一連の処理を行うプログラムを用意し、クライアントからそのプログラムを呼び出すストアドプロシージャを使用すると、クライアントからサーバにSQL文の発行でなく、プログラムを指定することになるので、通信量を削減できます。 |
ウ |
データベースの再編成を行ってもデータベースへのアクセス方法は同じなので、クライアントとサーバ間の通信データ量は変わらない。 |
エ |
動的SQLを利用してもデータベースへのアクセス方法は同じなので、クライアントとサーバ間の通信データ量は変わらない。 |
【キーワード】
・クライアントサーバシステム
【キーワードの解説】
- クライアントサーバシステム
サービスを提供する側(サーバ)とサービスを要求する側(クライアント)を分けたシステムのこと。
クライアントがサーバに要求を行い、サーバは要求された内容を処理して結果をクライアントに返す。という形で処理を進めるシステムである。
皆さんがいま使っているインターネットのWebシステムもクライアントサーバシステムである。
それ以外にも、ネットワークファイルシステム、メールシステムなど、私たちの身の回りの多くはクライアントサーバシステムで実現されている。
クライアントとサーバは必ずしも別のコンピュータである必要はなく、1台のコンピュータ上でクライアントサーバシステムを実現しているものもある。
もっと、「クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
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