生体認証システムを導入するときに考慮するべき点として、最も適切なものはどれか。
ア |
システムを誤動作させるデータを無毒化する機能をもつライブラリを使用する。 |
イ |
パターンファイルの頻繁な更新だけでなく、ヒューリスティックなど別の手段を組み合わせる。 |
ウ |
本人のデジタル証明書を信頼できる第三者機関に発行してもらう。 |
エ |
本人を誤って拒否する確率と他人を誤って許可する確率の双方を勘案して装置を調整する。 |
答え エ
【解説】
ア |
Webページで行うサニタイジング(sanitizing、無毒化)の説明です。 |
イ |
コンピュータウイルス対策ソフトの説明です。
ヒューリスティックとはウイルスが行う動作を登録し、同じ動作を行う未知のウイルスによる被害を防ぐことです。 |
ウ |
デジタル証明書を正当なものとするための行為です。 |
エ |
生体認証システムについての説明です。
一般に不正なアクセスを防ぐため、本人拒否率を高くし、他人受入れ率を低く設定します。 |
【キーワード】
・生体認証システム
【キーワードの解説】
- 生体(バイオメトリクス)認証システム
利用者の身体的な特徴を利用して、本人確認をする方法です。
利用される身体的な特徴は、複製が難しく、年月での変化が少ないものが使われ、実用化されているものには指紋、網膜、虹彩、血管(静脈)、声紋、筆跡などがあります。
ただ、生体認証は毎回同じデータを取得できないため、本人であるのに認証ではじかれてしまうことがあり、これを本人拒否といいます。逆に他人を認証してしまうのを他人受入といいます。
もっと、「生体認証システム」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|