平成21年 春期 基本情報技術者 午前 問65

共通フレーム2007によれば、システム化計画を立案するときに考慮すべき事項はどれか。

 ア  運用を考えて、できるだけ自社の社員で開発するように検討する。
 イ  失敗を避けるため、同業他社を調査し、同じシステムにする。
 ウ  情報化の構想、運用マニュアル及び障害対策を具体的に示す。
 エ  情報システムの有効性及び投資効果を明確にする。


答え エ


解説
共通フレーム2007に沿ってシステム化計画を立案するときには、開発・導入する情報システムの有効性と投資効果を明確にし目標をはっきりとさせることです。(エ)
その後の、要件定義や設計などのフェーズでも計画時に想定した有効性、投資効果が実現可能かを評価し、システム化を行っていきます。


キーワード
・共通フレーム2007

キーワードの解説
  • 共通フレーム2007(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
    ソフトウェアの開発において、発注者側(顧客)と受注者側(開発者)の間で、役割分担、開発内容、責任範囲などについて誤解が生じないように、両者の間で用語を共有化するためのガイドラインです。
    従来の共通フレーム98が改定され、超上流プロセスの可視化や信頼性ガイドライン要素が追加されています。

もっと、「共通フレーム」について調べてみよう。

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