クライアントサーバシステムのクライアントにおいて、遠隔サーバ内の手続をクライアントにある手続と同様の方法で呼び出すことを可能とした機能はどれか。
ア |
ACID |
|
イ |
NFS |
|
ウ |
RPC |
|
エ |
TCP/IP |
答え ウ
【解説】
ア |
ACID(Atomicity, Consistency, Isolation, Durability)は、データベースがもたなければならない性質(原子性、一貫性、独立性、永続性)のことです。 |
イ |
NFS(Netwaork File System)は、ネットワーク上のファイルサーバのディスク装置をクライアントが自身のディスク装置と同様に使うことを可能とした機能です。 |
ウ |
RPC(Remote Procedure Call)は、サーバ内の手続をクライアントにある手続と同様の方法で呼び出すことを可能とした機能です。 |
エ |
TCP/IP(Transmission Control Protocol, Internet Protocol)はネットワーク(インターネット)で標準的に使用される、通信プロトコルです。 |
【キーワード】
・クライアントサーバシステム
【キーワードの解説】
- クライアントサーバシステム
サービスを提供する側(サーバ)とサービスを要求する側(クライアント)を分けたシステムのこと。
クライアントがサーバに要求を行い、サーバは要求された内容を処理して結果をクライアントに返す。という形で処理を進めるシステムである。
皆さんがいま使っているインターネットのWebシステムもクライアントサーバシステムである。
それ以外にも、ネットワークファイルシステム、メールシステムなど、私たちの身の回りの多くはクライアントサーバシステムで実現されている。
クライアントとサーバは必ずしも別のコンピュータである必要はなく、1台のコンピュータ上でクライアントサーバシステムを実現しているものもある。
もっと、「クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|