テスト工程におけるスタブの利用方法に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
指定した命令が実行されるたびに、レジスタや主記憶の一部の内容を出力することによって、正しく処理が行われていることを確認する。 |
イ |
トップダウンでプログラムのテストを行うとき、作成したモジュールをテストするために、仮の下位モジュールを用意して動作を確認する。 |
ウ |
プログラムの実行中、必要に応じて変数やレジスタなどの内容を表示し、必要であればその内容を修正して、テストを継続する。 |
エ |
プログラムを構成するモジュールの単体テストを行うとき、そのモジュールを呼び出す仮の上位モジュールを用意して、動作を確認する。 |
答え イ
【解説】
ア |
スナップショットダンプの説明です。 |
イ |
スタブの説明です。 |
ウ |
デバッガを使ったデバッグ手法の説明です。(異常系などなかなか発生しない条件のテストを行うときに有効です。) |
エ |
ドライバの説明です。 |
【キーワード】
・ドライバ
・スタブ
【キーワードの解説】
- ドライバ(driver)
複数のモジュールからなるプログラムのテストのとき、上位層のモジュールが完成する前に下位層のモジュールをテストするときに、上位層のモジュールを擬似的に代用するモジュールのことです。
テスト対象モジュールを呼び出し、テスト対象モジュールからの結果(戻り値)を確認する機能を有します。
- スタブ(stub)
複数のモジュールからなるプログラムのテストのとき、下位層のモジュールが完成する前に上位層のモジュールをテストするときに、下位層のモジュールを擬似的に代用するモジュールのことです。
テスト対象モジュールから呼び出され、テスト対象モジュールに戻り値を返す機能を有します。
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