FDDIにおける送信権制御に関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
各ノードは、他ノードが伝送媒体に送信した信号の有無を調べ、信号がなければ送信を行う。
これによって、送信競合の頻度を低減する。 |
イ |
トークンと呼ばれる特殊な電文をノードからノードへ巡回させ、送信要求のあるノードは、トークンを受信したときに送信権を得る。 |
ウ |
マスタコントローラは、各ノードから送信メッセージを受け取り、あて先に中継することによって、送信競合を防ぐ。 |
エ |
マスタコントローラは、各ノードに送信要求の有無を問い合わせ、送信要求のあるノードに送信権を与える。 |
答え イ
【解説】
ア |
イーサネットで採用されているCSMA/CDの説明です。 |
イ |
FDDIの説明です。 |
ウ |
セントライズド方式の通信の説明です。 |
エ |
ポーリング方式の通信の説明です。 |
【キーワード】
・FDDI
【キーワードの解説】
- FDDI(Fiber Distributed Data Interface)
伝送速度100MbpsのLAN方式の一つです。
伝送路のアクセス制御にトークンパッシング方式を使い、ノード間の距離を長くでき、トラフィック混雑時でも全体のスループットが低下しにくいため、ビル内や同一敷地内のバックボーンLANとして普及しています。
伝送媒体にはマルチモード光ファイバが基本ですが、シングルモード光ファイバ、非シールドより対線、シールド付きより対線も使用できます。
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