“モノ”の流れに注目して企業の活動を購買、製造、出荷物流、販売などの主活動と、人事管理、技術開発などの支援活動に分けることによって、企業が提供する製品やサービスの付加価値が事業活動のどの部分で生み出されているかを分析する考え方はどれか。
ア |
コアコンピタンス |
|
イ |
バリューチェーン |
ウ |
プロダクトポートフォリオ |
|
エ |
プロダクトライフサイクル |
答え イ
【解説】
ア |
コアコンピタンス(core competence)は、企業が他社と競争している事業分野において、他社を圧倒的に上回るレベルの能力、他社にまねのできない能力のことです。 |
イ |
バリューチェーン分析では、それぞれの業務が製品の最終的な価値にどのように貢献しているかを明らかにすることで、業務の重要性を把握します。 |
ウ |
プロダクトポートフォリオ(product portfolio)は、自社の事業や製品を外部要素(市場成長率)と内部要素(市場シェア)で評価することです。 |
エ |
プロダクトライフサイクル(product life cycle)は、製品を開発して市場に出し、普及成長し、成熟し、やがて他の製品に押されて衰退するという流れを売上高の推移でとらえたものです。 |
【キーワード】
・バリューチェーン
【キーワードの解説】
- バリューチェーン(value chain)
製品やサービスを顧客に提供するという事業(企業活動)において、調達、開発、製造、販売、保守といったそれぞれの業務の流れが製品(サービス)に価値とコストを付加し蓄積するものとして、この業務の流れによって顧客に対する最終的な価値が生み出されるという考え方です。
もっと、「バリューチェーン」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|