電子透かし技術によってできることとして、最も適切なものはどれか。
ア |
解読鍵がなければデータが利用できなくなる。 |
イ |
作成日や著作情報などを、透けて見える画像としてもとの画像に重ねて表示できる。 |
ウ |
データのコピーの回数を制限できる。 |
エ |
元のデータからの変化が一見してわからないように作成日や著作権情報などを埋め込むことができる。 |
答え エ
【解説】
ア |
電子透かしの埋め込まれたデータは通常のデータと同じように扱うことができます。 |
イ |
電子透かしで埋め込まれた情報は専用のツールでないと読むことができません。また、画像の場合、表示させても埋め込まれていることがわかりません。 |
ウ |
電子透かしではコピーの回数を制限することはできません。 |
エ |
電子透かしは著作権情報などを見えない情報として画像に埋め込むことです。 |
【キーワード】
・ステガノグラフィ
【キーワードの解説】
- ステガノグラフィ(steganography)
データの暗号化の一種で、データを他のデータの中に紛れ込ませ、データそのもの存在を隠蔽することで安全を確保する技術です。
通常のデータ暗号化(code、cipher)がデータを意味のないものに変換するのに対し、ステガノグラフィでは存在自体を隠すところが特徴です。
ステガノグラフィの技術を応用したものに電子透かしがあります。
もっと、「電子透かし」について調べてみよう。
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