答え エ
【解説】
二重積分方式A/D変換器は、抵抗とコンデンサを用いた積分回路を利用したA/D変換器で、変換に時間がかかるが、容易に高精度なA/D変換器を実現できるという特徴があります。
問題の波形では
入力電圧積分信号がONのときの波形Aの降下が波形Bよりゆっくりなので、A/D変換器への入力電圧は低いことがわかります。
また、入力電圧積分信号がONからOFFになった後の、波形Aの上昇が波形Bより早いので、積分時間は短いことがわかります。
デジタル値の出力は波形Aは波形Bより入力電圧積分信号のON-OFF間の差が小さいのでデジタル値出力は小さくなります。