平成22年 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト 午前II 問16

アドレスバスとデータバスを共有するMPUにEEPROMを接続するため、図の回路構成にする。
この場合、ラッチ制御信号として、適切なものはどれか。
ここで、ラッチ回路は、ラッチ制御信号がHレベルなら入力を通過させ、Lレベルになるとそれを保持するものとする。



答え ア


解説
問題文に『ラッチ回路は、ラッチ制御信号がHレベルなら入力を通過させ、Lレベルになるとそれを保持する』とあるので、MPUのAD15〜AD00がアドレス信号として動作し、その信号の出力が安定したら値を保持するためにラッチ制御信号がHレベルからLレベルになる必要があり、その後、AD15〜AD00がデータ信号としてリードするときは、リード処理が完了するまでLレベルのままである。(ア)
 


キーワード
・ラッチ回路

キーワードの解説
  • ラッチ回路
    1ビットの情報を保持するための2つの状態(Low/High)を持つ電子回路です。
    最も単純なラッチ回路はフリップフロップで実現できます。

もっと、「ラッチ回路」について調べてみよう。

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