電化製品などに組込みシステムを採用する利点として、適切なものはどれか。
ア |
PCとはソフトウェアの構造が異なり、ウイルス感染の危険性がない。 |
イ |
システム設計において、ハードウェアの制約を受けない。 |
ウ |
製品の改良に当たって、ソフトウェアの変更だけで一定範囲の機能追加が可能となる。 |
エ |
フェールセーフを担保する環境が提供されており、システムごとの対策が不要である。 |
答え ウ
【解説】
ア |
組込みシステムでもAndroidのように普及が進むと、それに対応したウイルスが誕生します。 |
イ |
組込みシステムの方がPCなど汎用的なシステムよりハードウェアの制約が大きいです。 |
ウ |
組込みシステムを利用するメリットとして、ソフトウェアの変更だけで機能追加が行えることがあります。 |
エ |
安全性のためのフェールセーフは組込みシステムを使用しなくても実現可能です。 |
【キーワード】
・組込みシステム
【キーワードの解説】
- 組込みシステム
特定の用途向けにハードウェアやソフトウェアを専用に設計、開発したシステムです。
専用のハードウェア、ソフトウェアなので拡張性はありませんが、機能や性能を効果的に実現しているためサイズやコストの面で有利なことが多いです。
また、専用なために不正アクセスやコンピュータウイルスなどの攻撃を受けにくいです。
組込みシステムでないシステムとは汎用的なPCやサーバがそうです。
もっと、「組込みシステム」について調べてみよう。
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