平成23年 秋期 ITパスポート 問42

新営業店システム開発プロジェクトの作業を、図のように階層的に表現する手法はどれか。

 ア  PERT(Program Evaluation and Review Technique)
 イ  WBS(Work Breakdown Structure)
 ウ  構造化プログラミング
 エ  ファンクションポイント法


答え イ


解説

 ア  PERT図(アローダイアグラム)は、プロジェクトの初期にクリティカルパス(所要日数を決定する経路)を求めるのに使ういます。
 イ  WBSは、プロジェクトで実施する作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることで、見積り、スケジュール管理などに使用します。
 ウ  構造化プログラミングは、プログラムで処理する手続きを分割し、メインとなる処理では大まかな処理を記述し、分割したサブルーチンによって細部を記述していく方法です。
 エ  ファンクションポイント法は、ソフトウェアのもつ機能の数を基に、その規模を見積もる手法です。


キーワード
・WBS

キーワードの解説
  • WBS(Work Breakdown Structure)
    プロジェクトマネジメントで計画をたてるときに、作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることです。
    各作業を1〜2週間程度のレベルまで分解することで要員の割当てや、進捗の管理が容易になります。

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