平成23年 秋期 ITパスポート 問64

1〜4の番号をもつ四つの状態がある。
四つの状態は図のようにつながれており、時計回りや反時計回りに状態を選移することができる。

現在、状態1にいて、次の手順を2回実施した後はどの状態にいるか。
[手順]
今いる状態の番号を11倍し、それを3で割った余りによって次の処理を行う。

  • 余りが0の場合:時計回りに一つ次の状態に遷移する。
  • 余りが1の場合:反時計回りに二つ次の状態に遷移する。
  • 余りが2の場合:時計回りに二つ次の状態に遷移する。

 ア  1  イ  2  ウ  3  エ  4


答え エ


解説
最初は状態1で、その状態の番号を11倍して、3で割った余りを求めると2になり、余りが2の時は時計回りに二つ状態を遷移するので状態1から状態3になる。
今度は状態3で、その状態の番号を11倍して、3で割った余りを求めると0になり、余りが0の時は時計回りに一つ状態を遷移するので状態3から状態4(エ)になる。


キーワード
・アルゴリズム

キーワードの解説
  • アルゴリズム(algorithm、手順)
    人間やコンピュータに仕事をさせるときの手順のことです。
    コンピュータのアルゴリズムをプログラムとして記述します。

もっと、「アルゴリズム」について調べてみよう。

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