あるコンピュータシステムを1,200時間稼働させたとき、正常稼働と故障修理の状況は表のとおりであった。
このシステムの平均修復時間は何時間か。
0 〜 250 |
正常稼働 |
250 〜 265 |
故障修理 |
265 〜 580 |
正常稼働 |
580 〜 600 |
故障修理 |
600 〜 990 |
正常稼働 |
990 〜 1,000 |
故障修理 |
1,000 〜 1,200 |
正常稼働 |
答え イ
【解説】
表から故障修理しているのは
250 〜 265 |
故障修理 |
580 〜 600 |
故障修理 |
990 〜 1,000 |
故障修理 |
の3回で、故障修理している時間の合計は
(265 - 250) + (600 - 580) + (1,000 - 990) = 45時間
なので、平均修復時間(MTTR)は 15(イ)です。
【キーワード】
・MTBF
・MTTR
【キーワードの解説】
- MTBF(Mean Time Between Failure(s))
平均故障間隔のことで、システムが動作を開始してから故障するまでの時間である。
この時間が長いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。
- MTTR(Mean Time To Recovery または Mean Time To Repair)
平均修復時間のことで、システムが故障して停止したときに復旧して動作を開始するまでの時間である。
この時間が短いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。
もっと、「MTTR」について調べてみよう。
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