情報セキュリティにおける“可用性”の説明として、適切なものはどれか。
ア |
システムの動作と出力結果が意図したものであること |
イ |
情報が正確であり、改ざんされたり破壊されたりしていないこと |
ウ |
認められた利用者が、必要なときに情報にアクセスできること |
エ |
認められていないプロセスに対して、情報を非公開にすること |
答え ウ
【解説】
ア |
システムの動作と出力結果が意図したものであることは、ソフトウェア品質特性の機能性です。 |
イ |
情報が正確であり、改ざんされたり破壊されたりしていないことは、情報セキュリティの完全性です。 |
ウ |
認められた利用者が、必要なときに情報にアクセスできることは、情報セキュリティの可用性です。 |
エ |
認められていないプロセスに対して、情報を非公開にすることは、情報セキュリティの機密性です。 |
【キーワード】
・機密性
・完全性
・可用性
【キーワードの解説】
- 機密性(Confidentiality)
セキュリティの要件の一つで、機密性とは対象となるデータへ許可された人のみがアクセスできることや、不正なアクセスを検出することです。
- 完全性(Integrity)
セキュリティの要件の一つで、完全性とは情報及び処理方法が、正確であること及び完全であることを保護することです。
- 可用性(Availability)
セキュリティの要件の一つで、可用性とはシステムが継続して使用できる能力のことです。
もっと、「可用性」について調べてみよう。
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