MTBFとMTTRに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
エラーログや命令トレースの機能によって、MTTRは長くなる。 |
イ |
遠隔保守によって、システムのMTBFは短くなり、MTTRは長くなる。 |
ウ |
システムを構成する装置の種類が多いほど、システムのMTBFは長くなる。 |
エ |
予防保守によって、システムのMTBFは長くなる。 |
答え エ
【解説】
ア |
エラーログや命令トレースの機能によって、障害時の解析が容易になるため、MTTRは短くなります。 |
イ |
遠隔保守を行うとMTBFは変わりませんが、現地に赴くための時間が削減できるのでMTTRは短くなります。 |
ウ |
システムを構成する装置の種類が多いほど、システムのMTBFは短くなります。 |
エ |
予防保守によって、障害が発生しにくくなるので、システムのMTBFは長くなります。 |
【キーワード】
・MTBF
・MTTR
【キーワードの解説】
- MTBF(Mean Time Between Failure(s))
平均故障間隔のことで、システムが動作を開始してから故障するまでの時間である。
この時間が長いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。
- MTTR(Mean Time To Recovery または Mean Time To Repair)
平均修復時間のことで、システムが故障して停止したときに復旧して動作を開始するまでの時間である。
この時間が短いほどシステムとしての信頼性・稼働率が高くなる。
もっと、「MTTR」について調べてみよう。
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